✓トヨタホームの外壁塗装における注意点をこちらでまとめました



1.ご相談の背景
築30年のトヨタホーム中古物件購入にあたり、色褪せした外壁・屋根の状態を気にされておりました。「築年数を感じさせない仕上がりに」というのが1番のご要望で、理想の形に仕上げられるよう、外壁は高耐候のデザイン塗装や石目調仕上げで、屋根はガルバリウム鋼板のカバー工法にてご提案をしました。単なる塗り替えではなく、今後のメンテナンス周期まで含めた修繕としています。
2.施工前の建物状態
外壁に関して、大手ハウスメーカーの建物ということもあり建材自体はしっかりしている状態でしたが、前回塗装時からの色褪せが目立つ状態にありました。チョーキング現象なども明らかで、修繕が必要なタイミングであったと言えます。
屋根に関しては、アスベスト含有のスレート屋根でした。そのため割れなどの症状は大きく見られませんでしたが、それでも作業をしていくうちにやはり踏み割れ等が起こる状態であったので、塗装でのメンテナンスは不可能であったと断定できます。外壁同様、色褪せが顕著で、更には住宅の環境から特に北側には藻やカビの付着が広範囲にある状態でした。


3.外壁塗装|セミフロンスーパーマイルドⅡ(3分艶)デザイン塗装仕上げ
今回メインで採用した塗料は、セミフロンスーパーマイルドⅡ(無機フッ素塗料)です。高耐久塗料として、弊社でも多く使用している材料になります。耐候性・低汚染性に優れ、長期的な耐久性を確保できる仕様です。
■ 色設計
黒グレー系を基調とした2色デザイン塗装。特殊なローラーを用いて、単色ではなく既存外壁の凹凸意匠を活かし、一般的な「2色塗り」では再現できない立体感を演出しました。
■ 艶調整
3分艶仕上げ。過度な光沢を抑え、「上品で落ち着いた重厚感」を意識した仕上がりとなっています。
4.玄関周り石目調仕上げ|ネオフレッシュティアラローラーVM
玄関周りは建物の“顔”となる部分となります。全体が暗めのトーンになっているため、アクセントとして明るい高級感ある石目調の外壁塗装で仕上げました。ネオフレッシュティアラローラーVMは、様々な粒度や色目の異なる自然素材無機系のマイカ(雲母)が入っているのが特徴で、約20年ほどの高耐候性を持った塗料になっています。
クリーム系の石目調とすることで黒グレー外壁との相性良好なコントラスト、高級感の向上、意匠性の強化を実現しました。ローラー施工により、自然な石目の風合いを表現できるのがポイントで、吹き付けによる周囲への飛散リスクを軽減しながらアクセントとして非常に良い仕上がりになるので、おすすめの工法の1つとなります。
5.屋根カバー工法|アイジー工業 スーパーガルテクト
使用材料の「スーパーガルテクト」は、見た目の高級感はもちろん、メーカー保証も充実の高耐久ガルバリウム鋼板で、遮熱断熱性能や耐風性能も充実した屋根材です。既存屋根の劣化進行を抑え、見た目が格段に良くなることはもちろん、断熱性・遮熱性向上させ、将来のメンテナンス周期を長くできることが、この工事の利点となります。
6.施工後の変化・その他塗装箇所
施工後は、
- 外観全体が引き締まり
- 重厚感が増し
- 中古住宅という印象を払拭し、築年数を感じさせない新築のような仕上がりに
黒グレーの外壁とクリーム石目調のコントラストで、落ち着きと高級感が両立した仕上がりとなりました。
7.今回の工事ポイントまとめ&よくあるご質問(FAQ)
✔ 無機フッ素塗料による高耐久外壁塗装
✔ 3分艶による上品な質感調整
✔ 石目調仕上げによる意匠性向上
✔ スーパーガルテクトによる屋根長寿命化
築30年の住宅でも、適切な判断と仕様選定によって十分に再生可能です。
FAQ
Q1.なぜ単色ではなく2色デザイン塗装を採用したのですか?
既存外壁の凹凸や意匠を活かし、立体感と重厚感を演出するためです。黒グレー系の濃淡を使い分けることで、単色塗装よりも奥行きのある仕上がりとなりました。
ただ、一般的な2色塗りでは、この立体感は再現できません。これまでの経験をもとに、この柄に最適な特殊ローラーを用いて、より高級感のある仕上がりとしています。
デザイン塗装も弊社は得意としておりますので、ご検討中の方はお気軽にご相談ください。
Q2.築30年の住宅で屋根は塗装とカバー工法どちらが適していますか?
屋根の状態によって判断が異なります。築30年前後の住宅では、塗膜の劣化だけでなく、屋根材そのものの傷みや防水性能の低下が進行しているケースも少なくありません。塗装は既存屋根材の保護が目的であり、下地や屋根材自体に大きな問題がない場合に有効です。一方で、屋根材の劣化が進んでいる場合は、表面を塗り替えるだけでは十分な耐久性を確保できないことがあります。
今回のみよし市の施工事例では、既存屋根の状況を踏まえ、将来的なメンテナンス周期や耐久性向上を考慮し、アイジー工業のスーパーガルテクトによる屋根カバー工法を採用しました。築30年という節目では、単純に「塗装かカバーか」を選ぶのではなく、現在の劣化状況と今後の住まい方を踏まえて判断することが重要です。
Q3.3分艶仕上げを選んだ理由は何ですか?
艶の度合いは、外壁の印象を大きく左右する重要な要素です。艶が強いほど光を反射しやすく、新しさや華やかさが強調されますが、その一方で光沢が目立ちすぎると落ち着きが損なわれることもあります。3分艶は光沢を抑えた自然な質感で、過度に光らず、しっとりとした落ち着いた印象に仕上がります。
特に築30年の住宅では、艶を抑えることで外壁の質感がなじみやすくなり、上品で重厚感のある佇まいを演出できます。一方で、「見た目よりも耐久性にこだわりたい」という方には「艶有」をおすすめしています。その場合は、暗いトーンの艶有は威圧的な印象となってしまうため、色のトーンを調整するアドバイスを差し上げます。
8.愛知県みよし市、その他周辺地域で外壁塗装・屋根工事をご検討中の方へ
新築住宅を建てるにあったって、費用がこの数年で非常に高騰していることから、中古住宅をご購入された方からのご相談も同時に増えてきました。「どこまで直すべきか」「塗装で良いのか、屋根はカバーか」状態によって最適解は異なります。
また、この工事のようなデザイン塗装によっても中古物件の外観を大きく若返らせることも可能です。塗装工事において、特に初めて工事を行う方にとっては、「見積書の仕様への再現性がどれだけ高いか」「本当に安心して頼める業者なのか」「センスの良い色提案をしてくれるのか」「職人の腕によるものだと理解しているが、どんな人が来るか分からない」など様々なことで不安な要素があるのも事実かと思います。
弊社は、地域で数少ない直接施工の塗装会社です。見積りから完了まで、塗装工事については一貫して私専務、または社長が担当し、社員と一丸となって施工を進めていきます。顔が分かり、品質にも徹底してこだわること、施工中も円滑なコミュニケーションが取れることが安心いただいている点になります。愛知県みよし市をはじめ、その周辺地域にお住まいで塗装工事の検討をされている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。











































